小3の時の担任の先生

年末年始に母親との会話で小3の時の担任の話が出てきた。否定的な評価だったので、なぜかと聞いたら、転校した後に私がクラスに送った手紙をみんなの前で添削したそうなのだった。
確かにデリカシーはない。

友人からの手紙で私は知ったらしい。ほとんど忘れていたが、そういえば「ナカオの手紙、間違いがいっぱいあったぜ」というようなことが書いてあった気がする。

あの先生ならやりそうだし、きっと嬉しそうにやったであろうし、それはいいんじゃないかと思う。確か、みんな宛に出していたわけだし。

今から20年以上前(!)の話だ。

音楽とか体育など以外は、基本担任がすべてを教える。だから、融通が利く。よく、体育館があいているか調べて、ドッチボールの時間にしたりしてくれた。

この先生は漢字プリントというのを作っていて、朝の時間、これをやることになっていたのだが、普段みんなちゃんとやらない。

たまに、学級委員みたいなやつがいて、「みんな、今日はまじめにやって、ドッチボールができるようにしよう」みたいなことを提案した。それで、みんな静かにカリカリとやる。

先生がやってくると、「おおー、今日はまじめだねえ」なんて言う。それで、さっきの彼が「先生、こうやってまじめにやっているわけですし」なんて言って、それで「じゃあ、体育館が空いているか見てこよう」なんていう展開があった。

我が2組は、そのようによく練習していたにもかかわらず、たまにあるクラス対抗戦で勝った記憶はない。

一番よく覚えているのは、「こんにちは」についての話。

あるとき、先生は「みんな、挨拶の『おはようございます』が、『こんにちは』にいつ変わるかわかるか」と聞いた。

「お昼まで」「2回目に会ったとき」「10時?」
みんないろいろと考えて答えるが、ことごとく「はずれ」ていた。

「9時!」「おしい!」
「8時45分」「正解!」

9歳の私たちは、何も疑わなかった。少なくとも私は疑っておらず、周りもそのように見えた。

朝の会は8時15分あたりだったので、そこでの挨拶は「おはようございます」が基本。でも、たまに、職員会議が遅れたりして、8時45分を回ってからの挨拶の時がある。

そこで、「おはようございます」と言おうものなら、「先生、8時45分を過ぎてます!」と誰かが言う。そのときは、もう一度「こんにちは」をやっていた。

あの、小3に向かって、「きれいなおねえちゃんが外を歩いていたら見とれちゃう」なんて言っていたA先生も50を超えていると思うと不思議なもの。