リーガでオーケストラ


ルンダーレ宮殿を見て夕方リーガに戻ってきた。最後の夜になったのだが、金曜日のこの日から3日間リーガでは大きなお祭をやっていた。会場は街中にあちこちある。


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その中で、オープニングセレモニーというのにいってみた。会場はまあまあ大きいのだが、開始時間には準備された椅子は全て埋まっていて、その周辺にある、公園にもとからあるベンチに座ることにした。観客は文字通り老若男女。

オーケストラの演奏、歌手と演奏、バレエと、映画をテーマにしてプログラムが進んでいく。

隣のベンチに座っているおっちゃんは、自分の前に立ち見の人がいると邪魔だといちゃもんをつける、日本でも見かけるタイプのおっちゃんであったのだが、オペラ歌手が出てくるときに、興奮して拍手で迎え、歌詞を一緒に口ずさんでいた。

日本のおっちゃんが、オペラ歌手にこのような反応をすることはちょっと考えられないな、と最初思った。でも、似たような光景を見たことがあった気がして、少し考えると、それは江坂の居酒屋で有線で、よく知った歌手の演歌が流れ始めたときの反応そのものだった。

映画に疎い自分がちょっともったいないと思った。

チャップリンの映画の曲を流す時、男女のダンサーが交互に「動かなくなる」という仕掛けを演じていた。最後、女性ダンサーは動かなくなった男性をコミカルに運んでいった。

2時間以上に渡るプログラムの最後のオーケストラの演奏には、ラップというのだろうか、男性の声を入れたり、シンバルを効果音のように鳴らしたりと、おそらくはかなり新しいやり方も取り入れているように見えた。あれは、ミュージカルとかの効果音とかなのかなと後からは思った。


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アンコール後、人が減ったので、近くの席に座って観た。震えた。

次の日、少し録画したスターウォーズのテーマを聴いた時、贅沢な時間だったんだなと改めて思った。


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