北欧におけるSUSHIについて


 

北欧ではSUHIが普及している。

サンドイッチの具に、生ハムと同じ要領で生のサーモンがのっているのはどこでも見かけた。更に、そこまで頻繁ではないようだが、米を食べる習慣もあるようだ。であれば、さほど異質ではなかったのだろう※1。


New photo by 中尾泰治 / Google Photos

実際に、コペンハーゲンの高級スーパーで買った手巻き寿司とヘルシンキのSUSHI BARで食べた13巻の寿司セットを食べてみた。
ちなみに、手巻き寿司も握り寿司もどちらもSUSHIとして認識されているようだ。

レストランでは、本当はJAPANESEを全面に押した出した専門店より、SUSHIも扱っています、というお店で食べたかったが、最後の夜に歩いた範囲では、ヘルシンキには専門店しかなくて、琴が流れているような、中国人従業員のお店で食べた。


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まずスーパーの手巻き寿司。チーズ入があるのが目につく。SUSHIにはわさびは必要不可欠と認識されているらしく、醤油とわさびがついている。冷蔵保存されていているから仕方ないのだろうが、特にご飯(手巻き寿司でもシャリというのだろうか)は日本のスーパーで売られている手巻き寿司のクオリティからは程遠い。

ツナ、コンブ、と食べているうちに、具の種類、ごはんの固さからいって、これはコンビニおにぎりなのではないか。と気づく。実際、わさびはもちろん、醤油をつけないほうが自然に思えた。日本のコンビニおにぎりはもっと美味しいけれど。

ストックホルムとコペンハーゲンではセブンイレブンをよく見かけた。ストックホルムでは江坂のローソン並※2にあるのではないかと思ったほどだ。なので、得意のおにぎりの方面に進化させて提供してはどうだろうか。

単純に考えると、スーパーの手巻き寿司の醤油とわさびを抜けば良いと思われる。提供側も消費側にもメリットがある。この時、北欧の人は「SUSHIに醤油がないなんて」と違和感を覚えるのだろうか。

手始めに、手巻き寿司と握り寿司をどのように区別して認識しているかを把握する必要がありそうだ。この考察は帰りの飛行機の中で書いており、今回の旅行で確認できなかったのは残念である。


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レストランの方では、味や体裁は日本とさほど変わらなかった。JAPANESEを打ち出しているのだから当然かも知れない。ただ、サーモンが半分近くを占めているのには、にやてしまう。北欧では、生サーモンは広く親しまれている食材のようだから当然の結果なのだろう。

補注

※1 米、パン、餅、各種麺類といった炭水化物において、どれかで成立する組み合わせは大抵他でも成立すると思う。例えば、バター。パン、餅、麺類、ご飯、OKだ。(熱々ご飯のバター醤油を知らない人がいるのだろうか)変わりどころでは納豆も挙げられる。パンとの組み合わせに驚く人もいるが、相性は抜群である。ただし、こぼれ落ちやすく食べにくいという欠点はある。

※2 ローソン本部のあった江坂には、これでもか、というくらいにローソンがある。

幕末の日本滞在記を書いたデンマーク人の記録の本が面白かったので、同じノリで北欧における、sushiについて書いてみました。

https://www.amazon.co.jp/江戸幕末滞在記-講談社学術文庫-スエンソン/dp/406159625X