世界でいちばん面白い英文学講義

世界で一番かはともかく、タイトル負けしていないです。

エドガー・アラン・ポーが不運の生涯を送ったことも、クリスマスキャロルしか知らんかったディケンズは、同じ作品を同じ読者に3回売るなどやり手の商売人だったことも、知りませんでした。

シャーロッテ&エミリー・ブロンテの章で、この本を読むまで知らなかったのですが、代表作「ジェーン・エア」を送ったときの話を紹介するとき、”そしてどうなったか、それは皆さんがご存知のことです。”という文章を読み、ちょっと感慨深かったです。著者は、アメリカ在住の英米文学者なので、アメリカでは教科書に必ず載っているし、みんな知っている、ということでしょう。(少なくとも大学に来る人は)

自分が知らなかった作家たちの生涯を読みながら、これが日本の作家であれば、おそらくある程度は知っていたはずで、だとすると、有名な作家たちは、その国のお国柄を形成する一要素になりえる、ということが少しだけ腹に落ちました。